6月15日、16日に開催された「2016年度全パ日系社会高齢者福祉合同研修会」の報告書を作成いたしました。

研修会の記録を残していくことで、研修に参加できなかった方々も内容を知ることができるとともに、各地区の福祉活動で参考資料として活用してもらうことを目的にしております。

表紙をクリックするとダウンロードできます。

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高齢者福祉事業

エステ東寿会 誕生会

国境の街、シウダーデルエステの東寿会(とうじゅかい)には、ブラジル在住の方を含めた24名の方々が入会しています。下は還暦を過ぎたばかりの若々しい奥様から、上はなんと今年、数えで100歳になる元気いっぱいのおばあちゃままで、年齢も個性も豊かな顔ぶれです。

その東寿会を代 表するのは、知的な雰囲気を漂わせる榊進弘会長、79歳。24名の会員をみごとにまとめ上げます。そしてこの東寿会を支えるのは、ボランティアグループ・ 東会(あずまかい)です。エステ日本人会・下真会長、高齢者福祉事業推進委員会・柊本昌夫副委員長をはじめ、日系人・パラグアイ人関係なく14名のボラン ティアが大活躍中です。

7 月24日(日)、天候に恵まれたこの日、エステ東寿会の前期誕生会が行われました。東寿会と東会のご婦人方は朝から厨房でごちそうの準備。手を忙しく動か しながら、おしゃべりに味見にと、口も忙しく楽しく動きます。厨房用のおやつに用意された熱々のマンディオカ団子を皆でつまむ一幕もありました。その和や かな雰囲気と、何も言わなくても見事に同時進行で用意される料理の数々に東寿会と東会のチームワークの良さが伺えます。

お誕生者、参加者の方々が揃い、心づくしの手料理がテーブルに並べられ、誕生者の方お気に入りのお酒も用意されて、さあ、誕生会の始まりです!

下会長の挨拶に 続き榊会長からのお話は、誕生者の方々への心からのお祝いの他「終活ノート」にもふれられていました。「終活」とは、いつか来る人生の終わりの時を見据え て、自分の身の回りの事をきちんと整理し、自分の人生や持ち物のこと、最後をどのように迎えたいか、自分がなき後にどうして欲しいか、等の意向を後を引き 継ぐ家族などに伝えておこうという活動です。終活ノートはそれを書き示すためのものです。終わりを考えることに消極的な意見もありますが、超高齢社会の日 本では、高齢者たちの間で「終活」ブームが起きています。

パラグアイでいちはやく「終活」に目を向け、自分の年齢や人生と向き合う姿勢は、さすがに東寿会会長です。会長が用意された見本の終活ノートを、参加者の方々も興味を持ってみていました。

その後。誕生者の方々に東会からのプレゼントが贈られ、ご馳走を目の前に皆で口腔体操をし、食事の準備も万端。待ちに待った食事の時間です。

お赤飯やチラシ寿司、煮しめなどの数々の料理はどれも絶品です。ある方はお酒を楽しみながら、ある方はお皿いっぱいに、ゆっくり祝い膳を堪能しました。

程よくお酒もまわってくると、今度はカラオケ大会が始まります。エステの北島三郎にエステの水前寺清子に…たくさんの大物演歌歌手が出現です。皆さん気持ちよさそうに歌っていました。

最後は全員で集合写真をパチリ。皆のこの笑顔から、この誕生会がどれだけ楽しかったか分かりますね。

後期の誕生会は、東寿会最高齢の寺林ミ子さんが満99歳を迎えらえるので楽しく盛大なお祝いになりそうです。その日を楽しみに、また半年、健康に気を付けて元気に過ごしましょう。東寿会お誕生者の皆さん、おめでとうございました。そして東会の皆さん、お疲れ様でした!

JICA日系社会シニアボランティア 岩﨑由紀子

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高齢者福祉事業

 

ラ・コルメナでは、月一回、第一日曜日の9:00~11:00までの3時間、デイサービスを行っています。利用者の方々は一回の参加者が6名から9名程度です。

現在のデイサービスは、

1.体重、体脂肪率、血圧、脈拍のチェック

2.担当ボランティアのあいさつ、当日の予定発表

3.歌(毎回2曲ほど利用者の方に歌のファイルから選んでいただく)

4.体操(現在は転倒予防体操を行なっている)

5.レクレーション(その月の担当ボランティアがレクレーションの内容を考える。内容としては、工作や手芸、ゲーム、音楽からその当時の歴史や想い出を話したりする音楽活動など)

6.嚥下体操

7.おやつ

の流れで行っています。

昨年度から日本語学校の児童・生徒との交流に力を入れ始めました。

昨年8月に行われたラ・コルメナ家族慰安大運動会では、デイサービス利用者を含

め、高齢者が学校生徒と一緒に参加できる競技を新たに作りました。今後も継続する予定です。

また、福祉部の活動の一つとして、高齢者と生徒が一緒に学校の畑でささげ作りをしました。畑を作るところから関わってもらいましたが、2回目の交流を企画した日は残念ながら雨になってしまったので、ささげの種を植えて収穫までの流れを絵を使って説明してもらいました。子供たちからはたくさんの質問が出て、それに丁寧に答えてもらいました。

今年度は日本語学校生徒との交流をさらに深める活動を行なう予定です。

第一弾として7月8日に七夕祭を学校・デイサービス合同で行いました。利用者の皆さんと、学校生徒がそれぞれお願い事を発表し合ったり、利用者の方々の短冊を生徒が笹につけたり、七夕の歌を歌ったり、一緒におやつを食べたりと、楽しい時間を過ごすことが出来たと思います。学校生徒たちは、自分の担当のおばあちゃんを最後まで気遣って見守ってあげることが出来たのでしょうか…また生徒たちの話を聞いて、日本語学校と一緒により良い交流の場を作っていきたいと考えています。

まだまだ移住地内で活動内容などよく知られていないと感じます。利用対象の高齢者の方々だけではなく、広く活動を知っていただくため、「デイサービス新聞」を今年度6月より発行し、文協会員の各家庭に配布するようにしました。

デイサービス利用者の方々も、我々ボランティアも共に心地よく時間を過ごせ、そして介護予防に繋がるデイサービスになればと思っています。

(ラ・コルメナ デイサービスふじボランティア 金澤克江)

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高齢者福祉事業

今年も6月15日(水)・16日(木)の2日間にわたり、全パラグアイ日系社会の高齢者福祉ボランティアや日本人会、文化協会の高齢者福祉関係者が集い、お互いの地区福祉活動に関する情報交換・交流の機会である福祉合同研修会が、神内日系社会福祉センターで開催されました。

参加者は、来賓に上田大使、梶本領事、吉田JICA所長、山脇全老ク会長を迎え、各地区福祉担当理事他、福祉ボランティア、JICAボランティア、事務局関係者を合わせて75名となりました。

主なプログラムは、主催者と来賓あいさつに続き、①各地区による地元の高齢者福祉関連施設の見学報告、②2015年度JICA本邦研修生の水口マルガリータさん(エンカルナシオン)と熊野恵子さん(イグアス)による報告、③JICA渡曾日青ボによる最終報告、そして、④岩﨑シニアボランティアによる講義と、グループに分かれての作業を通して、個々の利用者の状態を考えたデイサービス企画と実施(発表)、⑤第3次福祉事業アクションプランの報告と新規プランに向けた意見交換、⑥福祉推進委員会運営会議がありました。また、JICA海外青年協力隊による介護用品や福祉関連図書の展示・紹介、そして介護用品販売業者による展示・紹介を行いました。

メインテーマである、デイサービスの企画と実施では、利用者役とサービスを提供するボランティア役の両方を担ってもらい、利用者の状態(身体や病気の事・趣味や人生経験)を理解した上で、目標を決めてプログラムを考案しました。またその際に、リーダーをはじめ健康状態や安全面に配慮するために役割も分担しました。本番発表の60分間では、身体の不自由な状態を演じる利用者もいるなか、ボランティア役のグループからは、さすが!と感心するプログラム内容や利用者への接し方が見られる一方で、ゲームなどでは大爆笑の場面もありました。

研修アンケートでは、「グループで行うことによって、他のボランティアの人達と親しくなれた。また、自分達で考えることの喜びと大変さを感じた。」、「利用者さんの立場になって体験したことを役立てていきたい。学ぶことがたくさんあり、参考にしていきたい。」などの感想が聞かれました。

懇親会では、地元アスンシオンのボランティアや婦人部の方々による美味しい料理の後に、嶌原シニアボランティアの笑いあふれる指導の下に、パラグアイ音頭を団扇片手に全員で踊ってみました。「もうバッチリだわ!」と師匠のお墨付きも頂きました。

今年は、“寝る暇もないほど忙しい”研修会でしたが、無事に全日程を終えることができました。参加者の皆さま大変お疲れ様でした。研修会にご協力いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。

全パ日系社会高齢者福祉事業推進委員会 吉田牧子

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高齢者福祉事業

皆様の健康に役立ててもらうために、日系医師リストをまとめました。

※表紙をクリックすると、ダウンロードできます。

新しい情報や、訂正があれば、日本人会連合会: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください までご連絡ください。

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高齢者福祉事業

翻訳無効

福祉活動紹介(ピラポ地区) ~お達者クラブ~

ピラポ福祉ボランティアグループ「ひまわり会」の福祉活動の一つを紹介させていただきます。ピラポ地区では毎月1回第3木曜日に高齢者憩いの家にて「お達者クラブ」を開催しています。このクラブは11年前に立ち上げられたもので、高齢者の皆さんの趣味を生かして学びあおうということで、絵画や貼り絵、さまざまな手工芸品等をクラブの参加者やひまわり会ボランティアがそれぞれ教え合い、これまで数々の作品を完成させてきました。人数は少ないですが、男性参加者もおり将棋を指し腕前を鍛えています。

今回は「七夕飾り」作り。幼稚園児との交流会に向けて様々な飾りを作りました。「ここはこうしてね…。」と教えあう姿があったり、「あぁでもない、こうでもない。」なんて笑ったりおしゃべりをしながらも、皆さん手先を使った作業はお手のもの。みるみるうちにどんどん仕上げていきます。普段は9:00から始まり15:00に終わるので、お昼にはそれぞれ家から持ってきたお弁当を頂きます。また、年に2回は福祉ボランティアさんお手製の料理がふるまれます。この月1回の集まりでみんなとおしゃべりできるから楽しみにしている、という声をたびたび耳にします。午後からは再び作品作り。その後は、歌集を広げて思い思いに曲を選び、皆で合唱します。

ところで、楽しく歌うことが認知症の予防になるってご存知でしたか?漠然とした不安だったりはっきりした理由がある悩みであっても、楽しんで歌を歌うことが、気持ちを切り替えるきっかけになります。それが不安定な精神状態から、安定した精神状態になるきっかけとすることができるそうです。そして、このことが血圧を安定させることになり、認知症予防にもつながっているのです。実際に血圧の高い高齢者の方がカラオケをはじめてから血圧が安定した、ということが知られています。高血圧が原因となって動脈硬化を引き起こしたり、糖尿病も患ってしまう可能性があり、こういった要素は認知症になりやすくなってしまう要素のひとつでもあるのです。

さぁ皆さん、ここはひとつだまされたと思って一曲歌ってみませんか?…ただし、歌うことが苦手な方にとってはかえってストレスが溜まり、逆効果になりますのでご用心。

日系社会青年ボランティア 渡會 あい

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高齢者福祉事業

~デイサービスさくら~


「皆さんおはようございます。さて、今日は何月何日ですか? 今年になって、何日目になりますか? 今年はあと残すところ何日ですか?」

これが毎月第1木曜日に開かれる、デイサービスさくらのお決まりのあいさつです。日数の計算をするのは、頭の体操を意図しているのですが…。

参加者の方々は平均17~18名で、やはり女性が圧倒的に多いです。

1日の流れは以下のようになります。

9:00~  到着次第、血圧と体重・体脂肪測定。お茶を飲みながら皆さまそれぞれ近況報告。

10:00~ 司会者による始まりのあいさつ。日本やパラグアイでの月間行事や健康に関する話題など。

10:15~ ラジオ体操の歌、NHKみんなの体操、ラジオ体操第一

10:30~ 休憩・お茶

10:45~ レクリエーション(ゲーム・手工芸・講話等)

11:40~ 休憩、口腔体操

12:00~ 昼食

13:00~ 健康マーチ(合唱)、終わりのあいさつ

さて、5月のデイサービスでは、日本文化の普及のために来られた嶌原(しまはら)まさ子JICAシニアボランティアをお招きして、日舞体操を教えていただきました。日舞の振付を取り入れた体操ということで、お座敷歌で知られる『ギッチョンチョン』の唄に合わせて行います。勢いのある嶌原シニアの指導で、「高い山から~ 谷底みればぁ~♪」と、両手を高いところで合わせて、下におろしながら開きます。動きを可愛く色っぽく表現するので、さすがに男性陣は遠慮がちですが、女性陣はしなやかな手つき。敬老会の余興で披露するために、これからも練習を続けますので、乞うご期待!

お楽しみの昼食では、調理ボランティアが愛情込めて作った美味しい料理を頂きます。ちょっと肌寒かったこの日に、本日のメニュー、鮭の味噌汁は最高でした。

これからも、参加者の皆様がおおいに笑って、身体を動かして、楽しい一日を過ごせるように、皆で頑張りますので、ご協力よろしくお願いします。

ところで…、『ギッチョンチョン』の歌詞の続きは、「瓜(うり)や茄子(なすび)のぉ~ 花盛りぃ~♪」ですが、何か深い意味もあるそうで…。うふっ。

文:さくらボランティア 吉田牧子

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