地区の福祉活動紹介~エステ~

エステ東寿会 誕生会

国境の街、シウダーデルエステの東寿会(とうじゅかい)には、ブラジル在住の方を含めた24名の方々が入会しています。下は還暦を過ぎたばかりの若々しい奥様から、上はなんと今年、数えで100歳になる元気いっぱいのおばあちゃままで、年齢も個性も豊かな顔ぶれです。

その東寿会を代 表するのは、知的な雰囲気を漂わせる榊進弘会長、79歳。24名の会員をみごとにまとめ上げます。そしてこの東寿会を支えるのは、ボランティアグループ・ 東会(あずまかい)です。エステ日本人会・下真会長、高齢者福祉事業推進委員会・柊本昌夫副委員長をはじめ、日系人・パラグアイ人関係なく14名のボラン ティアが大活躍中です。

7 月24日(日)、天候に恵まれたこの日、エステ東寿会の前期誕生会が行われました。東寿会と東会のご婦人方は朝から厨房でごちそうの準備。手を忙しく動か しながら、おしゃべりに味見にと、口も忙しく楽しく動きます。厨房用のおやつに用意された熱々のマンディオカ団子を皆でつまむ一幕もありました。その和や かな雰囲気と、何も言わなくても見事に同時進行で用意される料理の数々に東寿会と東会のチームワークの良さが伺えます。

お誕生者、参加者の方々が揃い、心づくしの手料理がテーブルに並べられ、誕生者の方お気に入りのお酒も用意されて、さあ、誕生会の始まりです!

下会長の挨拶に 続き榊会長からのお話は、誕生者の方々への心からのお祝いの他「終活ノート」にもふれられていました。「終活」とは、いつか来る人生の終わりの時を見据え て、自分の身の回りの事をきちんと整理し、自分の人生や持ち物のこと、最後をどのように迎えたいか、自分がなき後にどうして欲しいか、等の意向を後を引き 継ぐ家族などに伝えておこうという活動です。終活ノートはそれを書き示すためのものです。終わりを考えることに消極的な意見もありますが、超高齢社会の日 本では、高齢者たちの間で「終活」ブームが起きています。

パラグアイでいちはやく「終活」に目を向け、自分の年齢や人生と向き合う姿勢は、さすがに東寿会会長です。会長が用意された見本の終活ノートを、参加者の方々も興味を持ってみていました。

その後。誕生者の方々に東会からのプレゼントが贈られ、ご馳走を目の前に皆で口腔体操をし、食事の準備も万端。待ちに待った食事の時間です。

お赤飯やチラシ寿司、煮しめなどの数々の料理はどれも絶品です。ある方はお酒を楽しみながら、ある方はお皿いっぱいに、ゆっくり祝い膳を堪能しました。

程よくお酒もまわってくると、今度はカラオケ大会が始まります。エステの北島三郎にエステの水前寺清子に…たくさんの大物演歌歌手が出現です。皆さん気持ちよさそうに歌っていました。

最後は全員で集合写真をパチリ。皆のこの笑顔から、この誕生会がどれだけ楽しかったか分かりますね。

後期の誕生会は、東寿会最高齢の寺林ミ子さんが満99歳を迎えらえるので楽しく盛大なお祝いになりそうです。その日を楽しみに、また半年、健康に気を付けて元気に過ごしましょう。東寿会お誕生者の皆さん、おめでとうございました。そして東会の皆さん、お疲れ様でした!

JICA日系社会シニアボランティア 岩﨑由紀子

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